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>「大学短大・専門学校」の奨学金を見る■「大学」進学の場合
国の奨学金「日本学生支援機構」のポイント
借りるのは学生本人です(国や民間のローンは借りるのは保護者です)
返しだすのは卒業後です(民間のローンは借りた翌月から)
利息は在学中無利息 (民間のローンはすぐ利息が付きます)
国の奨学金(日本学生支援機構)は2種類あります。
教育費無償化・給付型と貸与型です。
教育費無償化・給付型は返さなくて良い奨学金です。5年前に出来ました。(2024年4月現在)
貸与型は返さなければならない奨学金です。
教育費無償化・給付型は第1区分、第2区分、第3区分、貸与型は、無利子の第1種、有利子の第2種があります。
家庭の年収が少ない人ほど優遇されています。
以下の表は、給付型と貸与型のまとめです。年収が家計基準(応募資格)になります。
私立大学 自宅外通学の場合
4人家族の場合 | 年収~まで | 支給金額 | |||
---|---|---|---|---|---|
月額 | 年間 | ||||
修学支援 給付型 大学無償化 |
第1区分 | 271万円まで | 7万5,800円 | 約 91万円 | もらえる |
第2区分 | 303万円まで | 5万600円 | 約 60万円 | もらえる | |
第3区分 | 378万円まで | 2万5,300円 | 約 30万円 | もらえる | |
貸与型 借金です |
第1種 | 803万円まで | ~6万4,000円 | ~77万円 | 借金 |
第2種 | 1,250万円まで | ~12万円まで | ~144万円 | 借金 |
(2024年4月現在)
大事な話ですので、日本学生支援機構のホームページの「進学資金シミュレーター」で調べてください。
給付型奨学金 家計基準(応募資格)
<大学・留学>
給付型奨学金利用のポイント
「高等教育無償化法」「大学無償化法」と言われ、2019年成立、2020年度施行されました。
- 奨学金を受けられるかどうかは、年収が低い家庭ほど手厚く受けられます。
→家計基準を見て、「進学資金シミュレーター」でcheckしてください。 - 進学する学校が修学支援新制度の対象校である場合、応募資格があれば、修学支援新制度の給付型奨学金も、授業料減免も受けることができます。
文部科学省では、全ての機関要件確認者(文部科学省、厚生労働省、各地方公共団体)による公表情報 (確認大学等の一覧)をとりまとめた「高等教育の修学支援新制度の対象機関リスト」を公表しています。こちらをご参照ください。
■「大学」進学の場合
4人家族の場合 | 年収~まで | 支給金額 | |||
---|---|---|---|---|---|
月額 | 年間 | ||||
修学支援 給付型 大学無償化 |
第1区分 | 271万円まで | 7万5,800円 | 約 91万円 | もらえる |
第2区分 | 303万円まで | 5万600円 | 約 60万円 | もらえる | |
第3区分 | 378万円まで | 2万5,300円 | 約 30万円 | もらえる |
(2024年4月現在)
資産基準(2024年4月現在)
申込日時点のあなたと生計維持者(2人)の資産額(※)の合計が 2,000万円未満(生計維持者が1人のときは1,250万円未満)であること。
※資産とは、現金やこれに準ずるもの(投資信託、投資用資産として保有する金・銀等)、預貯金、有価証券の合計額を指し、土地・建物等の不動産、貯蓄型の生命保険や学資保険は含みません。ただし、満期や解約により現金化等した場合には、資産として計上が必要です。また住宅ローン等の負債と相殺することはできません。
国の奨学金ですので、家庭の状況により、利用できる金額が異なります。
大事な話ですので、日本学生支援機構のホームページの「進学資金シミュレーター」で調べてください。
■「留学」の場合 給付型
期間 | 制度 | 年収~まで | 支給金額 | ||
---|---|---|---|---|---|
月額 | 年間 | ||||
短期留学 | 協定派遣:大学申請 | 在籍校ごとに異なる | ~10万円 | ~120万円 | もらえる |
長期留学 | 海外 学部学位取得型 | 2000万円まで | ~32.6万円 | ~391.2万円 | もらえる |
大学院学位取得型 | なし | ~35.6万円 | ~427.2万円 | もらえる |
※「大学申請」とは、大学が申請し、JASSOが決定。学生の審査は大学が行います (2024年4月現在)
貸与型奨学金 家計基準(応募資格)
<大学・留学・大学院>
ポイント 奨学金の利息は凄く安いです
対象となる年収
1)給付型 返さなくて良い もらえます (年収 271万円以下)
2)貸与型 第1種 利息ゼロです (年収 803万円以下)
3)貸与型 第2種 利息ほぼないに等しい (年収 1,250万円以下)
(2024年4月現在)
■「大学」進学の場合
収入・所得の上限額の目安(2024年4月現在)
貸与型奨学金 第1種
世帯人数 | 給与所得(※2) |
---|---|
3人 | 716万円 |
4人 | 803万円 |
5人 | 905万円 |
※2 給与所得の場合:所得証明書等における収入金額(控除前)
貸与型奨学金 第2種
世帯人数 | 給与所得(※2) |
---|---|
3人 | 1,113万円 |
4人 | 1,250万円 |
5人 | 1,334万円 |
※2 給与所得の場合:所得証明書等における収入金額(控除前)
国の奨学金ですので、家庭の状況により、利用できる金額が異なります。
大事な話ですので、日本学生支援機構のホームページの「進学資金シミュレーター」で調べてください。
■「留学」の場合 貸与型
※給与所得者世帯4人家族、予約採用の場合です。
期間 | 種類 | 年収~まで | 支給金額 | ||
---|---|---|---|---|---|
月額 | 年間 | ||||
短期留学 | 第2種 (短期留学) |
国内在籍校ごとに 異なる |
大学 ~12万円 大学院 ~15万円 |
大学 ~144万円 大学院 ~180万円 |
借金 |
第1種 (協定派遣:大学申請) |
国内在籍校ごとに 異なる |
国内在学校ごとに異なる | 借金 | ||
長期留学 | 第2種 (海外) |
1,266万円まで | 大学 ~12万円 大学院 ~15万円 |
大学 ~144万円 大学院 ~180万円 |
借金 |
第1種 (大学院学位取得型) |
修士 299万円まで 博士 340万円まで |
修士 ~8.8万円 博士 ~12.2万円 |
修士 ~105.6万円 博士 ~146.4万円 |
借金 |
(2024年4月現在)
審査
- ※「大学申請」とは、大学が申請し、JASSOが決定。学生の審査は大学が行います
応募資格
- ※貸与型の第1種(協定校派遣:大学申請)をうけるには、給与型の「協定派遣:大学申請」の認められた人が応募資格となります
- ※貸与型の第1種(大学院学位取得型)をうけるには、給与型の「大学院学位取得型」の認められた人が応募資格となります
留学の奨学金の全体像
期 間 | 給付型(もらえる) | 貸与型(借金) |
---|---|---|
短期留学 | 第2種(短期留学) | |
協定派遣:大学申請(前提)→ | 第1種(協定派遣:大学申請) | |
長期留学 | 海外 学部学位取得型 | 第2種(海外) |
大学院学位取得型(前提)→ | 第1種(大学院学位取得型) |
■「大学院」の場合
- ※家族ではなく、申請者本人(配偶者がある場合は、配偶者の収入を含む。)の1年間の収入が、
日本学生支援機構が定める基準額以下である必要があります。 - ※修士課程は大学卒業後に進学する2年間の課程です。
博士課程は修士修了課程後に進学する3年間の課程です。
一部修業年限が異なる場合もあります。
課程 | 種類 | 年収~まで | 支給金額 | ||
---|---|---|---|---|---|
月額 | 年間 | ||||
修士課程相当 | 第1種 | 299万円まで | ~8.8万円まで | ~105.6万円 | 借金 |
第2種 | 536万円まで | ~15万円まで | ~180万円 | 借金 | |
博士課程相当 | 第1種 | 340万円まで | ~12.2万円まで | ~146.4万円 | 借金 |
第2種 | 718万円まで | ~15万円まで | ~180万円 | 借金 |
(2024年4月現在)
国の奨学金ですので、家庭の状況により、利用できる金額が異なります。
大事な話ですので、日本学生支援機構のホームページの「進学資金シミュレーター」で調べてください。
日本学生支援機構 問い合わせ
電 話 | 0570-666-301
時 間 | 月曜~金曜:9時~20時