応用理学
従来の枠組を越え自然科学を研究する学問
数学や物理学、化学などの広く深い教養の上にたって、それらの中間領域や、新しい時代の工学・工業の基礎を築く学問だ。その名前が示すように、法則そのものを発見するのではなく、それらを総合的に対象とする課題に適用することを目指し、従来の枠組を越えた発想に基づく技術革新を果たすという役割を担う。いわば自然科学における各学問分野の境界領域的な内容をもっているということができる。
こうした学問間の境界領域を対象とした研究の重要性は、自然科学系のほとんどあらゆる分野で認識され、実際、そのような研究が行われている。しかしこの場合、概念的にいえば対象となる研究課題がそのようなアプローチを求めているから学際的な対応がなされているのだと言える。これに対して、応用理学の場合は、概念的には、先に総合的にアプローチするという方法論があり、初めから問題をそのような視点で捉えようとするのである。
こうした対応が重視される最大の分野は、やはり環境系である。環境と人間の共生、地域の環境システム、水と人間などといったテーマが考えられる。また、生命科学も境界領域での研究を進めている。
技術の進歩により、さまざまなことが解明されてきているのと同時に、新たな問題・課題も発生してきている。自然科学が広い範囲にわたる対象を研究しようとすればするほど、応用理学的な接近法は重要になる。

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