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中学3年生の頃からドイツへ留学していましたが、家族にも会えなくてすごく寂しい思いをしました。言葉が通じない国にいると、文化の違いを感じることや、意思の疎通が難しくて、つらい思いをすることがたくさんありました。だけど、やっぱりもっとうまく、もっと強くなりたいという気持ちがあったので、耐えて頑張りました。その耐える強い気持ちが、自分をさらに強い選手へと成長させたのかもしれません。
また、卓球以外でも人として成長できた部分があって、今の自分があるんだと思います。試合中でも冷静にプレイできるのは、そのおかげかもしれません。そういった意味でも、過去のつらい経験や苦しい経験は、今とても役に立っていると実感しています。
皆さんも、これから様々な苦難や壁にぶつかることがあるかもしれません。でも、それを乗り越える気持ちの強さが自分を大きく成長させてくれると信じて、あきらめずに頑張ってください。僕も頑張ります!
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※この記事は2009年7月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。