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有名人スポーツワンポイント講座
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T-岡田選手写真
T-岡田選手
プロ野球選手(オリックス・バファローズ所属)
Profile
1988年2月9日生まれ。大阪府吹田市出身。小学生より野球を始め、中学時代はボーイズリーグの箕面スカイラークに所属。履正社高等学校に進学後は、野球部で4番打者として活躍し高校通算55本累打を記録した。2005年の高校生ドラフト会議でオリックス・バファローズから1巡目指名を受け入団。入団初年はシーズン後半に一軍昇格しプロ初安打を記録したが、その後は二軍での活躍が多かった。2009年より内野手登録となり一軍にも復帰、登録名も「岡田貴弘」から「T-岡田」に変更した。2010年は交流戦MVP受賞やオールスターゲームの初出場、パ・リーグ最年少4番として先発出場するなど活躍。その後も22歳で本塁打王を獲得するなどチームの勝利に貢献している。

※プロフィール等は2014年1月時点のものです。

T-岡田選手の学生時代は
試合に負けた悔しさが、更なるパワーになった
T-岡田さん写真  小学生の時、近所の少年野球チームに仲の良かった友達が入ったことで僕も野球を始めることになりました。すぐに野球が楽しくなって、中学生の時には箕面スカイラークというボーイズリーグに所属して練習と試合に励んでいました。野球少年なら誰でも思うことですが、僕もプロ野球選手になりたいという夢は持っていたし、当時はジャイアンツの松井秀喜選手にすごく憧れていました。この頃から野球に対する思いが段々と強くなっていった気がします。高校・大学に進んで、社会人になってもずっと野球を続けていきたいと考えていました。
 そして大学進学も考えて、学業にも力を入れられる履正社高等学校を選びましたが、一方で甲子園出場はそんなには意識していなかったですね。ただ、高校の野球部は中学とは違って練習量も増えるしレベルも高く、毎日遅くまで練習していました。野球が主体の高校生活で、すごく充実した3年間でしたね。ただ、毎日野球ができるのは嬉しかったけれど、唯一、僕は走るのが嫌いだったんですよ(笑)。特に冬の12~1月は試合ができなくなるのでランニング系のトレーニングが増えるのが辛かったですね。そんな中で一番思い出に残っているのは1年生の夏ですね。その頃から4番を打たせてもらえるようになり、これまでに無いくらい野球に賭けていた夏でした。でも試合には負けてしまい、初めて大きな悔しさを味わいました。でも、この悔しさが、その後の僕にとってのパワーになっていったことは間違いありません。
 翌年は夏の大阪大会、秋の近畿大会でも思う存分プレーができたと思うし、高校3年の夏は大阪大会で準決勝まで進むことができたのも、あの1年の夏の悔しさを忘れなかったからだと思います。結局、甲子園出場はなりませんでしたが、自分の中でも少しずつプロ野球の世界を意識するようになっていきました。例えば新聞に自分の名前が載っているのを見ると、意識しちゃいますよね(笑)。

高校からドラフトでオリックスへ・・・
プロの初打席、結果は緊張で三球三振
T-岡田さん写真  ドラフトでオリックスに指名をいただいたとき、オリックスの印象はやはりイチローさんのいらした球団だということでした。正直に言って当時は、ペナントレースでもあまり好成績ではなかった時期でした。でもその分、僕にも試合に出られる可能性があるのではと感じたのも事実です。やはり誰だって試合には出たいですからね。
そして一年目の夏、初めて一軍のグランドに立つチャンスをもらい、今までに無い緊張を味わいました。地に足がついていなくてフワフワした感じです。守備から出場し、その後に打席が回ってきたのですが、まるで一瞬のことのように過ぎていきました。結果は三球三振、でもはっきりと記憶には残っています。これがプロの試合なのだと気持ちの部分でも圧倒されていたんだと思います。
 そんな新米時代にお世話になったのは、今は日本ハムに移籍された大引啓次さんでした。よく声をかけていただきアドバイスもしていただきました。僕にとってはプロ野球界の兄貴のような存在です。
 僕は1年目の後半に一軍に昇格しましたが、2年目のシーズンは二軍スタートでした。そして一軍に昇格できたのは4年目の夏。その間は二軍でもプレーにもムラがあったり怪我をしたこともありました。でもプロ野球は結果を出さないと認めてはもらえない。試合で好成績を出さないといけないし、観客あっての試合はパフォーマンスでもあるのでシビアですよね。緊張もするし興奮もある。それが学生時代とは違うプロ野球ならではの面白さであり、厳しさでもあると思います。でも、そんな厳しさもわかった上で、僕にとってはやはり野球が全てなんです。生活の中心は常に野球で、球場を出てもいつも野球のことを考えてしまいます。ただ、プレーにおいても切り替えやオン・オフが必要だと思うので、好きな車を運転している時は気分転換するようにしています。


T-岡田選手からのワンポイントアドバイス
野球を身近に感じられる練習を
T-岡田さん写真  高校時代は野球中心の毎日でしたから、練習と試合に明け暮れていました。毎日、約4時間の練習と、帰宅後も食事が済んだら素振りをやっていましたね。ちなみに僕の高校時代の練習メニューは・・・
(1) ランニング・・・走ることは、スポーツには欠かせない体力作りでもあります。ランニングで体も温めて、アップしてからボールを使った練習をするようにしていました。
(2) キャッチボール・・・ボールを実際に使って投げる・受ける、野球の基本の動きには効果的な練習です。
(3) ノック・・・バットであらゆるコースに打ってもらったボールを、捕って投げ返す。守備の基本練習で、毎日30~40分はやっていました。
(4)バッティング・・・高校時代、毎日2時間はやっていた練習です。特に人が投げたボールを打つという練習は、マシーンと違ってタイミングや球筋もいろいろなパターンがあり効果的な練習になると思います。
(5) 素振り・・・練習後に自宅で毎日やる自己トレーニングです。バッティングの基本は素振りだと思うので、かなり意識して練習しました。またフォームも大事なので、友人に頼んで姿見の鏡を持ってきてもらい、フォームをチェックしながらやりました。特に時間は決めていませんが、自分の感覚でよく振れてきたと思えるまで素振りをするようにしていました。

他にも週末は、練習試合などをして実践で練習するようにしていました。練習については、基本のことをしっかりと身に付けることが大切です。中でも学生時代は素振りやキャッチボールなど、初歩の練習を毎日欠かさないこと。それが野球を身近に感じられる大事な練習だと思います。
T-岡田選手からみんなへのメッセージ「大事なのは、野球を楽しむこと」
T-岡田さん写真  昨年は僕にとって、納得のいくしっかりとした成績が残せなかったシーズンでした。今シーズンはまずフルイニング出場すること、そしてもう一度キャリアハイを目指したいですね。今まで年間144試合をフルイニングで出場できたことがありませんでした。怪我があったりして。そのためにも、これから始まる春期キャンプではしっかりと下半身強化、体力強化を目標にしたいと思っています。
 また、シーズンオフにはイチローさんと練習をさせていただくことがありますが、技術はもちろん野球への意識の高さなど、学ぶことがたくさんあります。僕も一プロ野球選手として、目標にしたい先輩です。
 僕は学生時代から野球が好きで、現在はプロの世界でプレーできること、素晴らしい選手の皆さんから学べることが幸せだと思います。でも一番大事にしていきたいのは、野球を楽しむことです。毎日の練習や試合の中で、上手くいくことも失敗することもあります。でも好きなことだからこそ、諦めないで上を目指したい。皆さんも好きなことを、もっと楽しんでください。そして目標を持って、今日よりもひとつ上へ、そういった意識で挑んでほしいと思います。

※プロフィール等は2014年1月時点のものです。

金子 千尋選手
金子 千尋選手(プロ野球選手)
プロ野球&悔いを残したくない。だから常に全力でチャレンジしたい
五十嵐 亮太選手
五十嵐 亮太選手(プロ野球選手)
自分らしさを大切にしてほしい
井川 慶選手
井川 慶選手(プロ野球選手)
目標を持ち、一生懸命になれることは素晴らしい
濱中 治さん
濱中 治さん(元プロ野球選手)
「感謝」ということを忘れず、前に進んで行ってほしい
新垣 渚選手
新垣 渚選手(野球選手)
目の前の問題から目をそむけず、立ち向かってほしい
桧山 進次郎選手
桧山 進次郎選手(プロ野球選手)
たくさんの経験と出会いを、大切にしてほしい
内川 聖一選手
内川 聖一選手(プロ野球選手)
一生懸命に取り組む気持ちを大事にしたい!
村田 修一選手
村田 修一選手(プロ野球選手)
好きという気持ちを、大切にして欲しい
元木 大介さん
元木 大介さん(元プロ野球選手)
チームワークが大事!ミスを悔やむな、悔いを残すな!
高橋 尚成選手
高橋 尚成選手(プロ野球選手)
小さな目標が、いつか大きな夢にたどり着く
小久保 裕紀選手
小久保 裕紀選手(プロ野球選手)
目標のためには手を抜かない、努力を怠らない
今岡 誠選手
今岡 誠選手(プロ野球選手)
いろんな経験の中から、自分自身の目的を見つけよう
三浦 大輔選手
三浦 大輔選手(プロ野球選手)
たくさんの経験から、好きな道を見つけよう!
掛布 雅之さん
掛布 雅之さん(元プロ野球選手)
あきらめずに続けた者だけが感じられる
赤星 憲広選手
赤星 憲広選手(プロ野球選手)
練習は継続してこそプラスになる!
上原 浩治選手
上原 浩治選手(プロ野球選手)
楽しめることがステップアップにつながる
矢野 輝弘選手
矢野 輝弘選手(プロ野球選手)
あきらめない限り、一歩でも半歩でも近づいていけてると思います。
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