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有名人スポーツワンポイント講座
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中村礼子さん写真
中村 礼子選手
水泳 オリンピック銅メダリスト
1982年5月17日生まれ。神奈川県横浜市出身。3才から水泳を始め、湘南工科大学附属高校体育科から日本体育大学に進学。大学時代は、インカレの200m背泳ぎで史上初の4連覇を果たし大学対抗戦女子7連覇に貢献するなどの活躍により、日本代表にも定着するようになった。2004年アテネオリンピックでは200m背泳ぎで見事、銅メダルを獲得。世界水泳選手権では2005年200m背泳ぎ、2007年100m、200m背泳ぎで共に銅メダルを獲得し、そして2008年北京オリンピックでも200m背泳ぎで銅メダルに輝いた。また、日本水泳選手権では現在までに、背泳ぎ200m5回、100m2回優勝の実績を誇る日本水泳界期待のトップアスリート。

※この記事は2008年11月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。

中村礼子選手の学生時代は・・・
勝ちたいという気持ちがあったから、頑張れた
中村礼子選手写真  水泳を始めたのは、両親の「何かスポーツをやらせたい」という思いと、兄もやっていたので自然と近くのスイミングスクールに3才から通うようになったのがきっかけでした。でも、すぐに好きになったわけではなく、練習に連れて行かれるのが嫌でよく泣いていましたね(笑)。泣かなくなったのは試合に出れるようになった頃からです。特に小学校3年生の頃には「全国ジュニアオリンピック」という大会に出られるようになり、勝ちたいという自分なりの目標ができてきました。
 小学時代からほぼ毎日、スイミングスクールに通っていましたから、放課後は遊んでいる友だちを横目で見ながら帰っていました。中学に進学してからは水泳部に所属していましたが、練習はスイミングスクールがほとんどでした。だから夏休みなんかも、学校の水泳部とスクールと両方の練習に参加するので、ほとんど一日中水の中って感じですね(笑)。中学生にとっては大変でしたが、今思えばすごく自分のためになったんだなぁと思います。
 高校に進学してからも練習に明け暮れる毎日は変わりませんでした。入学した湘南工科大学附属高校は、インターハイの常連校でもあり水泳に力を入れている高校でした。だから通学には時間がかかりましたが、憧れの学校でもあったので通学するのはすごく楽しかったですね。クラスは体育科で、いろんな競技の選手が集まっていて、話題はそれぞれのスポーツのことや練習の大変さについてでした(笑)。みんな練習と学業で忙しいという同じ環境なので、ある種の連帯感みたいなものがあったのかもしれません。そんな高校生活の中で、私が思い出に残っているのはマラソン大会です。湘南という土地柄、砂浜を走るんですが、すごく気持ちよくて、成績はいまひとつでしたが、印象深い思い出です。
2度、オリンピックを経験して…
プレッシャーの中で手にした北京のメダルは、重みがあった
中村礼子選手写真  選手にとって、やはりオリンピックは特別、という思いはありますね。私がオリンピックを意識しだしたのは、中学・高校時代でした。高校3年生の時にシドニーオリンピックの選考会があったので、「でられたらいいな、オリンピックに行けたらいいな」と意識はしていました。でも、思うだけでいけるわけではないというのがオリンピックですね。「やるんだ!」という強い思いがないとだめなんです。実際に大学に入ってから日本代表に選ばれたとき、「やればできるんだ」と強く思ったし、オリンピックが夢ではなく確かな形になった気がして嬉しかったです。
 初めて挑んだ2004年のアテネオリンピックでは、嬉しさも大きかったけれど、緊張感もピークでした(笑)。特に最初の競技の100mでは、歩いてレーンにたどり着くまでに感動して涙が出そうになりました。会場の雰囲気もあったし、オリンピックという大きさも感じていましたから。でも200mの時はもう落ち着いていたので、いい意味で興奮もできたし楽しんで泳げたと思います。泳いでいるときは自分の位置は完全にはわかっていませんでしたが、ただ憶えているのは、屋外プールだったので視界が真っ青だったことと、冷静に泳げば大丈夫と自分に言い聞かせながら、ひたすら泳いでいたことですね。そして結果、3位に入ったことを確認したとき「あ~、やればできるんだ」と思いました。メダルをとれたことがすごく嬉しかった。
 でもアテネが終わって、自分の中にはやり遂げた感みたいなものがあって、北京に挑戦したい、戦いたいという気持ちはありましたが、なかなかイメージできませんでした。タイムが伸びない時期もあったし。とにかく目の前のことをひとつずつクリアしていくしかなかった。だからアテネから4年後の北京でもう一度メダルを手にしたときには、アテネとは違った大きな感激がありましたね。アテネの時はそれまでの試合で負けた悔しさみたいなものが原動力にもなっていましたが、北京の時はメダリストとして見られるというプレッシャーもありました。その中で手にしたメダルだったので、色は同じですが、重みがありましたね。
中村礼子選手からワンポイントアドバイス
自分のペースで練習を積み重ねていく
中村礼子選手写真  水泳の魅力・面白さとは、第一に水の中の気持ちよさですね。これは泳げる人も、そうでない人も感じることができるもの。そして水の中で体を動かすというのは、体に負担を掛けないので故障も少なく健康的なスポーツだと思います。その中で練習を頑張れば記録が伸びるという楽しさもありますね。私の場合は競技選手として水泳をやっていましたから、高校時代も練習はハードでした。毎日、朝はスクールに寄って5時~7時くらいまで朝練をしてから登校して、学校が終わると帰りもスクールに寄って6時~9時くらいまで練習をして帰宅していました。その頃の練習スケジュールは、
(1)朝練・・・登校前にスクールで4000~5000mを泳ぐ。スクールに通えないときはランニングをしていました。
(2)午後練・・・放課後にスクールで7000~8000mを泳ぐ。
(3)ストレッチ・・・練習前、練習後に腹筋や背筋を中心に意識したストレッチは体を鍛えるだけでなく、ケアにもつながります。
(4)筋トレ・・・週に1~2回のペースで約1~2時間やっていました。

これが私の練習スケジュールですが、泳ぐことがやはりメインですね。でも泳ぐときもただ流すのではなく、フォームを意識することが大事です。特に泳ぎの形ができあがってしまう前に正しいフォームを身につけることは、無駄のない泳ぎができるしタイムにも大きく関係してきます。だから泳ぐときもコーチなどにしっかりフォームを見てもらってアドバイスを受けるようにしてください。そして練習の最大のポイントは、自分のペースで無理のないメニューをこなすことです。マイペースに、練習を一日一日積み重ねることで、記録は出てくると思います。
中村礼子選手からみんなへのメッセージ 
中村礼子選手写真

私は水泳を通していろんなことを体験できたし、学ぶこともできたので、これからも水泳というスポーツをいろんな角度から見ていきたいと思っています。それは競技選手としてなのか、指導者としてなのかはまだはっきりと決めていませんが。ただ水泳にこれからも携わっていきたいという思いは強いですね。実際に所属している東京スイミングセンターでは子どもたちや大人の方にも教えさせていただいていますから、自分が培ったものを伝えたいと考えています。

その一つをメッセージとして皆さんに伝えるなら、「頑張るということは、もうダメだと思った時が始まり」ということです。私はその気持ちを持ち続けたから、オリンピックでのメダルを手にすることもできたと信じています。皆さんにも、自分の目標に向かって一日の積み重ねを大事にしてほしいですね。その中でスポーツや、自分が目標とする何かの楽しさを味わってください。

※この記事は2008年11月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。

立石 諒選手
立石 諒選手(水泳選手)
何があっても諦めず、自分の夢に全力で向かっていく
加藤 ゆか選手
加藤 ゆか選手(競泳選手 ロンドンオリンピック銅メダリスト)
何事にも、感謝の気持ちを忘れない
入江 陵介選手
入江 陵介選手(水泳選手)
たくさんの友や人とつながることは、きっとプラスになる
中西 悠子さん
中西 悠子さん(元競泳選手)
目標に向かって、ひとつずつクリアしていくことの大切さ
原田 早穂さん

2010年12月

原田 早穂さん(元シンクロナイズドスイミング選手)
努力と可能性は無限大
佐藤 久佳選手
佐藤 久佳選手(水泳選手)
周りへの感謝の気持ちを忘れないことが成長への第一歩に
山本 貴司さん

2010年5月

山本 貴司さん(元水泳選手)
自分で限界を作るな、リミットを振り切って突っ走れ!
藤井 拓郎選手
藤井 拓郎選手(水泳選手 北京オリンピック 銅メダリスト)
夢にチャレンジすることが、きっと自分の力になる
寺内 健選手
寺内 健選手(水泳/飛込み選手 北京オリンピック日本代表)
飛込みに興味を持って!そして応援してください!
岩崎 恭子さん

2008年1月

岩崎 恭子さん(元水泳選手)
素直な心で・・・!
柴田 亜衣選手
柴田 亜衣選手(水泳選手 アテネ五輪800m自由形金メダリスト)
意識を持ちながら泳ぐことが、上達への近道!
鈴木 大地さん
鈴木 大地さん(水泳 ソウルオリンピック金メダリスト)
きっといつか、自分の成長がカタチになる時がくると思います。
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