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有名人スポーツワンポイント講座
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藤井拓郎さん写真
藤井 拓郎選手
水泳選手 北京オリンピック 銅メダリスト
(コナミ水泳競技部所属)
1985年4月21日生まれ。大阪府河内長野市出身。兄の影響で3歳から水泳を始める。菊水スイミングスクールに所属し、小学4年時に出場したジュニアオリンピックでは記録を更新するなど、めきめきと水泳の腕を上げていった。高校は水泳の名門、大東市の太成高校へ進学。この頃より水泳部とスイミングスクール両立の厳しい練習時代が続いた。早稲田大学時代も寮生活を送りながら練習と試合に励み、大学選手権で200m個人メドレーで優勝を果たす。卒業後はコナミに入社。そして2008年4月に行われた日本選手権では、個人メドレーで優勝、100mバタフライで2位の好成績を打ち出し北京五輪の出場を決めた。2008年8月の北京五輪では、400mメドレーリレーのバタフライ第3泳者として出場、見事銅メダルに輝いた。

※この記事は2009年6月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。

藤井拓郎選手の学生時代は・・・
一番練習した高校時代と、体育界系の試練を味わった大学時代
藤井拓郎選手写真  水泳を始めたのは3歳の時でした。兄が通っていたので、通うことになったという感じです。最初はよく泣いていたそうです(笑)。小学生になるとサッカーチームにも入っていましたが、実は、その頃はサッカーの方が好きだったんです。でも、水泳も少しずつ泳げるようになり、小学校4年の時に出場したジュニアオリンピックで自己記録を更新するなど、成績が上がってくると段々楽しくなってきて、中学に入ると水泳一本にしぼるようになりました。学校には水泳部がなかったので、所属していた菊水スイミングスクールで練習に励んでいましたね。

 そして高校は水泳の強豪校・太成高校(大東市)に進学。僕にとっては初めての水泳部入部でした。太成高校は水泳の強豪校だけに同じ1年でも速い選手ばかりで、それがすごくいい刺激になりました。練習中から競い合える仲間がいることが楽しかったし、どんどんモチベーションも上がっていきました。練習はすごく厳しかったし合宿や遠征の繰り返しだったから、遊ぶ時間もなかった高校時代でしたが、水泳に打ち込めた高校生活は僕にとって一番の思い出です。インターハイでチームが総合優勝したことも忘れられません。その頃の夢は自己ベストを更新すること。オリンピックなんて遠い遠い夢でしたね(笑)。

 卒業後は早稲田大学に進学しましたが、初めての寮生活と環境の変化で本当に大変でした。「方言禁止」や「電話番」など変わったきまりがあって、1年生の頃は、「これが体育会系の厳しさなんだ」と実感しました(笑)。

 それでも思う存分に練習できることが嬉しかったです。何よりインカレで優勝することが目標でした。僕にとってはオリンピックよりも大きな夢だったんです。
藤井拓郎選手のオリンピックの思い出は・・・
フェルプス選手に刺激されて、いい泳ぎができたのかも
藤井拓郎選手写真  オリンピックを意識したのは大学4年生の頃でした。大学2年生の時にインカレで記録を出して、オリンピック強化選手の合宿に参加することができたんですが、この頃からトップ選手との交流が少しずつ増えたことで、オリンピックへの夢や興味が少しずつ膨らんできたんだと思います。そして大学4年生の大学選手権の優勝、翌年の日本選手権での優勝でオリンピック出場が決まったときは、嬉しいのと同時にホッとしましたね。応援してくれたみなさんの期待に応えられたという気持ちももちろんありましたが、選考会の緊張からやっと解放された安堵感の方が大きかったかも。

 僕にとって初の日本代表がオリンピックだったんです。代表チームには北島選手をはじめトップ選手が揃っているわけだから、ミーティングだけでも緊張していました。その中で、失敗しないように、迷惑をかけないようにといつも心がけていましたね。そんなときOBの選手から「緊張しないなんて無理、だから緊張するもんだと思って準備しておけ。」とアドバイスをいただいていたので、意外と北京のレースでは冷静に泳げたと思います。

 特に400mメドレーリレーでは隣にはフェルプス選手が泳いでいたので、意識するなっていうほうが無理ですよね(笑)。でも実際に泳ぎ出したらターンで抜かされましたが、いつも通り泳いでいたら意外と離されなかったので「結構自分もいい泳ぎができているのかな」と思えて、そこからどんどん頑張れたんです。隣にすごい選手が泳いでいるということが、いい刺激になったんでしょうね。

 そして3位に入賞して銅メダルを獲得したときは、一気に体が重く感じました。これがオリンピックのメダルの重さなんでしょうね。また、授賞式で日本の国旗が上がり国歌が流れる様子に、あんなに感動したのは初めてでした。

 競技以外で印象に残っているのは、やはり選手村ですね。世界のトップアスリートやアメリカのNBAのスーパースターたちが食堂の隣の席で食べていたり、やっぱりオリンピックだなぁ~と感動しました。
藤井拓郎選手からワンポイントアドバイス
自分の武器となるような、長所を極める
藤井拓郎選手写真  高校時代は僕にとって、一番練習した時期だと思います。練習も厳しかったし周りにはレベルの高い仲間が多かったので、僕自身も必死になれました。その頃の練習メニューはというと、

(1)とにかく距離を泳ぐ・・・高校時代は1回の練習量が多かったと思います。毎日、800~1000mくらい泳いでいました。泳ぎのリズムとターンの練習にもなりました。

(2)プルの練習・・・水中で足を使わずに手で水をかく練習を重点的にやりました。自分の武器になる長所を極めたことが今も活かされているし、自信にもつながりました。特にバタフライでは有効的な練習だと思います。

(3)リレー練習・・・一番楽しい練習でした。競い合うことも憶えるし、タッチなどのタイミングをつかむには必要な練習です。

(4)懸垂・・・練習は水の中だけでなく、水泳に適した体を作ることも大事です。特に水泳では腕の引く力も重要な武器になってきます。そのためには懸垂で腕の力や背筋を鍛えることは効果的な練習になります。ちなみに僕は毎日、昼休みにもやっていました。

(5)メディシンボールを使って・・・練習前にはボールを使って腕の筋肉を鍛えていました。高校時代はウエイトトレーニングはしていなかったので、メディシンボールは無理なくできるウエイトトレーニングになると思います。

 個人練習で大事なことは、自分自身で的をしぼって効果的な練習を続けることだと思います。自分の泳ぎに特徴を持つことにもなるので頑張ってみてください。後はよく眠り、よく食べること、ストレスをためないことが大事です。体を作る上でも規則正しくバランスの良い生活習慣を心がけてください。
藤井拓郎選手からみんなへのメッセージ 
藤井拓郎選手写真

僕は競技者として常にチャレンジしていきたいし、自分自身を極めていきたいと思っています。特に今は、色々と挑戦できる時期だと思うのでスタート練習にも力を入れています。泳ぎの部分ではタイミングを修正するなど、自己ベストの更新に頑張っています。もちろん目標は3年後のロンドン五輪です。北京よりもいい成績を出して優勝したいですね。

みなさんも大きな夢を見てください。どんなに遠くても、夢に近づくために一つずつ階段を上ることが大事だと思います。階段は目標、一つずつ目標を達成して行くためのチャレンジが自分自身の力となり財産になると思います。

僕は今、自分の階段を上りながら夢に少しずつ近づいていることを実感しています。それが僕の頑張れる原動力になっているんじゃないかな。

※この記事は2009年6月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。

立石 諒選手
立石 諒選手(水泳選手)
何があっても諦めず、自分の夢に全力で向かっていく
加藤 ゆか選手
加藤 ゆか選手(競泳選手 ロンドンオリンピック銅メダリスト)
何事にも、感謝の気持ちを忘れない
入江 陵介選手
入江 陵介選手(水泳選手)
たくさんの友や人とつながることは、きっとプラスになる
中西 悠子さん
中西 悠子さん(元競泳選手)
目標に向かって、ひとつずつクリアしていくことの大切さ
原田 早穂さん

2010年12月

原田 早穂さん(元シンクロナイズドスイミング選手)
努力と可能性は無限大
佐藤 久佳選手
佐藤 久佳選手(水泳選手)
周りへの感謝の気持ちを忘れないことが成長への第一歩に
山本 貴司さん

2010年5月

山本 貴司さん(元水泳選手)
自分で限界を作るな、リミットを振り切って突っ走れ!
中村 礼子選手
中村 礼子選手(水泳 オリンピック銅メダリスト)
プレッシャーの中で手にした北京のメダルは、重みがあった
寺内 健選手
寺内 健選手(水泳/飛込み選手 北京オリンピック日本代表)
飛込みに興味を持って!そして応援してください!
岩崎 恭子さん

2008年1月

岩崎 恭子さん(元水泳選手)
素直な心で・・・!
柴田 亜衣選手
柴田 亜衣選手(水泳選手 アテネ五輪800m自由形金メダリスト)
意識を持ちながら泳ぐことが、上達への近道!
鈴木 大地さん
鈴木 大地さん(水泳 ソウルオリンピック金メダリスト)
きっといつか、自分の成長がカタチになる時がくると思います。
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