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僕の高校時代は、がむしゃらに走る、鍛えるがメインだったと思います。厳しいのが当たり前だし、しんどいモノでした。特に中学・高校時代は身体も強いし無茶だってできるんですよね。ところが今は、練習に関する考え方も少しずつ違ってきたと思います。例えば練習中に水分補給をすることが大切だとか、スポーツや身体の知識が重要視されてきました。その中で僕にできるアドバイスとして、一番大事なことは「体感する」ことだと思います。 |
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基本的には身体全体を鍛えることが必要ですが、その中でも僕が重要だと思う練習をあげてみます。 【走る】 ラグビーにはもちろん「俊足」も大きな戦力となります。そのためには下半身の筋肉を鍛え、敏速な動きができることが必要です。 【スクワット】 下半身の筋肉を鍛えるとともに、瞬発力を鍛えることが大切です。パスやタックルに必要な下半身のバネを鍛えるために、バーベルなどの重りを持って歩いたり、跳ねたりするのも効果的なトレーニングだと思います。 【全身のウエイトトレーニング】 ラグビーにはタックルやスクラムといった力で向かっていく激しいプレーがたくさんあります。そのプレーに耐えられる身体を作ることが大切です。もちろん下半身の安定や強化も欠かせませんが、上半身を含む全身を鍛えることがラグビーのポイントといえるでしょう。ウエイトトレーニングで細部の筋肉と体力を強化してください。 【パスやキックの練習】 もちろんボールを扱うスポーツですから、ボールに関する技術やセンスも必要となります。何より慣れること。回数を重ねて、身体で覚えていくのが一番だと思います。 |
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他にもグループでの練習として、ゲーム方式でポジション毎の練習も大切です。 ラグビーはあくまでもチームプレーですから、個人の技術やモチベーションだけが優れていても、試合に勝つことはできません。チームメイトを信頼する、助け合うという気持ちが大切です。グループの練習は相手を知ることでもあり、コミュニケーションの練習でもあると思います。 ただ、どんな練習も本人の意識や興味がなければ身につかないし、そのことを踏まえて身体で感じること、そして気持ちを高めていくことを大事にしてください。 |
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