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“努力に勝る天才なし”そう思ってトレーニングしてきました。傍らには、ずっと厳しく温かく見守ってくれた馬淵崇英コーチがいてくれました。コーチは資質を見い出してくれて、その時から日本だけではなく世界のトップを目標に掲げて指導してくれました。いきなりの上海での合宿も、日本ではなかなか身につけることのできない空中感覚を習得できました。コーチは初めからオリンピックでメダルという高い目標を思い描いてくれていました。自分自身も同じ目標に向けて頑張ってきました。今度の北京オリンピックは、自分とコーチとの集大成だと思っています。ですから、自分のためにも、コーチのためにも、応援してくれている人々のためにも、いつもにも増していい結果を出したいと思います。また、僕のオリンピックのパフォーマンスを見て、飛込みに興味を持ってくださる人が増えるとうれしいです。そうそう、最近、飛込みを題材にした映画「DIVE!!」が近々公開されます。僕も寺本健一郎役で出演しています。これを機に、飛込みが広まるといいなあ。皆さん、応援してください。
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※この記事は2008年5月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。