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私は子供の頃から三日坊主で飽きっぽいところがあったのですが、柔道に打ち込むようになってからは、自分の夢や目標のためには叶うまでやめないということを学びました。諦めないことです。時々、人に『どうやったら勝てるんですか』と聞かれるんですが、『勝つまで諦めないこと。』と言います。やり続ける積み重ねが大事なんだと思います。でも肝心なことはずっと好きでいられることかもしれません。私も学生時代はいろんなことにチャレンジしました。ギターだったりスケボーにスノボーなどなど、でも続きませんでしたね(笑)やっぱり柔道が一番好きだったんだと思います。この一番好きなことでオリンピックの金メダルが取れたことは、すごく嬉しいことで、同時にメダリストとしての責任も感じています。今度は自分自身が後輩や子供たちの目標にならなくてはいけない。それが、今まで応援してくれた両親や指導していただいた先生方へ報いることにもなると思っています。 転校して、環境が変化し、たくさんの人に迷惑や心配をかけましたが、いろんな経験ができて結果的には良かったと思っています。そう思えるのは、自分の中で目標をしっかりと持っていたからだと思います。私の場合は母の笑顔を見ることでした。たとえどんな環境でどんな経験をしても、自分の中で目標を見失わないでいられれば、きっと素晴らしい未来が待っていると思います。 私の次の目標は、今の自分よりもっと強くなって、2016年のリオデジャネイロオリンピックで金メダルを取ることです。そして2020年の東京オリンピックにも繋げたいですね。
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※プロフィール等は2014年10月時点のものです。