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皆さんには五感や、喜怒哀楽を極めていって欲しいと思います。
五感を研ぎ澄ませると、何が一流で、何がそうでないかを見分けられる力がつきます。たとえば、高級なお肉とそうでないお肉を食べ比べたとき、どれが高級のお肉の味か、そうでないお肉の味かを判断できる力です。
どんなときでも、どんなものに対しても正確に判断、理解できる力を養って欲しいのです。なぜなら、一流と呼ばれる選手の話を聞いても、自分に理解できる力がなければ、話を聞いた意味がなくなってしまうからです。
世界中のいろんなものの中で、何が一流なのか理解できるようになるためにも、自分の五感を研ぎ澄ませて、いろんないいものを見て、いいものを聞いて、いいものを食べて、いいものに触れてみることがとても大切です。これは柔道においても人生においても言えることです。
喜怒哀楽に関しては、喜び、怒り、哀しみ、楽しい気持ちのMAXを知ってください。そのMAXにも限界はありませんから、どんどん高めていってください。そしてどんどん成長していく自分を楽しんでください。
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※この記事は2009年8月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。