僕がバレーボールを始めたのは中学のクラブ活動からなんです。小学校の時は水泳と野球をやってましたが、そのお陰で基礎体力ができていたんでしょうね。実は僕の母がママさんバレーの選手で、子どもの頃から母の練習によくついて行って見ていました。そして中学に入学してバレー部に入り指導を受けたんですが、チームプレーの楽しさをすごく感じましたね。バレー部の友だちもたくさんできたし、すごく楽しんでやってました。例えば自分がミスしたら誰かがカバーしてくれたり自分がカバーしたり、お互いが協力し合うところにコミュニケーションがあるんですよね。だからバレーボールを通して、どんどん仲間を知り、理解し、認め合っていく。それが楽しさだと思います。その楽しさもあって、バレーボールに打ち込めたことが中学生選抜に選ばれてさわやか杯に出場という道を開き、またインターハイ優勝校大分工業高校への進学にもつながりました。 高校時代の思い出というと、やはりバレーボールばかりなんですが、中学との違いは「勝たなければいけない」というプレッシャーをはじめて感じたことでしょうか。インターハイ優勝校という気迫やレベルの高さもありましたから。でも、僕にとってはいい環境だったと思います。バレーボールはもちろんですが学生生活においても、自分が認められ、応援されていることが自分の自信につながっていったと思いますね。 |